真面目すぎ、頑張りすぎに注意!日本人が気を付けたい「適応障害」とは?

こんばんは。ユウキです。

 

みなさんは適応障害という言葉をご存知でしょうか。

自分は、今年の5月末に女優の深田恭子さんが活動休止した、というニュースで初めて言葉を知りました。

 

深田恭子「適応障害」で活動休止の波紋…耐えがたい何かがあった?
(日刊ゲンダイDIGITAL)

 

個人的には好きな女優さんだったので、当時とてもショックを受けました。

ただ、その時は適応障害そのものには興味を持たず、「そういう病気もあるんだな」ぐらいで終わらせていました。

 

ですが、ここ最近になって、友人の一人が「自分の兄弟が適応障害になったかも」と話してきました。

このことをキッカケに、自分もこの「適応障害」というものを調べてみました。

 

今日は、適応障害についてご紹介します。


適応障害とは何なのか?

適応障害とは、ICD-10(世界保健機構の診断ガイドライン)によると「ストレス因により引き起こされる情緒面や行動面の症状で、社会的機能が著しく障害されている状態」と定義されています。
(厚生労働省)

 

症状の原因がある特定のストレスにあるとハッキリわかっているので、自分がストレスを感じる環境から離れていくか、あるいは原因を解消する等することで症状は自然と軽くなっていくそうです。

 

ただし、例えばストレスの原因が職場や家庭だったりして自分から離すことが困難だった場合は、治療が難しくなるようです。
そういった場合は服薬したり、本人のストレス耐性を高める必要があります。

 

真面目な人、頑張りすぎな人ほど気を付けましょう

「ストレス耐性を高める」と聞くと、ストレスに強くなれ、我慢しろと聞こえてしまうかもしれませんが、実際は違います。

 

適応障害は、その名前から「適応できなかったから発症する」と思われがちですが、実際は「適応し過ぎた、合わせすぎたから発症する」方が多いそうです。

 

周りのことを気にしすぎて、周りに合わせて、自分の気持ちや感情を表に出さず我慢した結果、脳や身体が疲れ切ってしまうのです。

 

仕事や家庭で

「自分がもっと頑張らなきゃ!」

とか

「自分が悪いんだ、これじゃダメだ」

とか、自分に厳しく考える人が、そのまま逃げ場がなくなって適応障害になりやすいようです。

 

なので、出来なかったことではなく出来たことに目を向けたり、自分を承認したり、心身ともに休養やゆとり、余裕をもつのが大事だと僕は思いました。


いわゆる「五月病」も適応障害らしいです。

五月病も、正式な診断名は適応障害になります。

そもそも五月病は、メディアから生まれたもので正式な医学的病名ではありません。

 

元々は、受験後の大学生が受験の緊張からの解放感と日常のギャップで目標を失って、無気力に陥った状態を表すのに使われていました。
最近では新しい環境や人間関係に馴染めない社会人や学生をまとめて五月病と呼んでいるような印象です。

 

特に社会人の方は、ゴールデンウィークというか日本の働き方が関係していると個人的には思います。
新しい職場に入ったけど、成果らしい成果を得られないまま大型連休に入ってしまい、「自分は何もしなかった、できなかった」という思いのまま五月も終盤。。。
そんな自分を強く責めてしまう、責任感が強い、繊細な方が陥りやすいのではないでしょうか。

 

まとめ:真面目な人、頑張りすぎな人ほど注意が必要な適応障害

決して一人で抱えず頑張りすぎず、もしもの時は周りを頼っていけたらいいのかなと思いました。

 

特に社会人1年目の方は、五月に限らず先輩や上司に一言相談してみてください。

相談しにくいかもしれませんが、みなさんの周りの人もみなさんと同じような壁にぶつかってそれを乗り越えてきた人です。

 

そして、人は頼られると嬉しいものです。

もちろん自分もです(笑)

なので、遠慮せずに周りに頼ったり甘えたりしてみてください。

 

もし他人に頼るのが苦手だという方は、好きなことをしてリフレッシュする時間を大事にしてください。

次の休暇では読書や散歩、あるいは休息等自分が一番リフレッシュできる方法を実践してみてくださいね。
僕もしっかりリフレッシュして仕事のパフォーマンスを上げていきます。

 

それでは。